Lanikai Beach
2014.6.23 6:00
日の出を撮りたいので、5時過ぎになんとか起床。ラニカイ周辺は、住宅地で、ほぼどこも駐車禁止エリア。その辺に車を置くと、ホントにポリスを呼ばれるとの事。オーナーに以前聞いていたグランド裏のエリアに辛うじて1台分のスペースが空いていたので、なんとかパーキングは出来たけど、ちょっと日の出の時間には遅かったみたい。
やや小走りに住宅地横の小径からビーチへ。ちょうどモクルア・アイランズの正面にでます。オバマ(大統領)が「冬のホワイトハウス」として休暇を取った事で、全米でもっとも美しいと言われるビーチは、さらに有名になったけれど、この数年のビーチ(砂浜)の減少はかなり深刻との事で、なんとワイキキから砂を持ってきているという話も(ていうか、ワイキキもどこからの砂という話があるのよね)。
ビーチに出ると、いつもながらの風景だけど、やはり全体的に海岸線が狭くなった印象を受けます。まあ、そんな事とは裏腹に、まずは昇ってくる朝日を撮影。途中から、望遠に入替えて、走っている犬とかおねえさんとか、散歩する人とか鳥とか・・・折角、望遠レンズを日本から空輸したんですから、盗撮(爆)に集中します。
時折、雨がぱらつく天気です。E-M1+レンズは防塵防滴ですから、構わないんですが、GRはちょっとやばいです。
天気もスッキリしないので、一通り撮影したら、駐車した場所へ戻ります。
見上げると、山の稜線に人の姿が・・・あそこはピルボックスというトレイル・コース。昨晩の雨で、入り口はグチャグチャになっていると思うのですが、登山している人達が見えます。ていうか、クレージだな、あいつら。
すると・・・山の上に、七色に光る物が!
霧状になった大気に朝日が反射して、虹が出ていました。
Kailua Beach, and Breakfast
2014.6.23 8:00
一方通行のラニカイの住宅地をぐるりと一周してから、カイルアビーチに行ってみます。先ほどビーチを出たビーチ沿いの家もそうでしたが、「ForSale」の看板があちこちで見かけます。さまざまな不動産屋の名前の入った看板がそれです。
カイルアビーチパークですが、朝から車がいっぱいで、1台停める所をようやく見つけた次第。月曜の朝なのに、いったいどういう事なんだ? ビーチに向かうと、なにやら人だかりが出来てます。野次馬よろしく芝生の丘を越えると、レイを掲げられたシー・カヤックが二艘。何かの大会でしょうか? 周りの方にでも聞けば良かったかもしれませんが、分かりません。ラニカイ同様、ビーチが減っている雰囲気です。ココでも数枚望遠で盗撮したら(再爆)早々にB&Bに戻りました。
本日の朝食は、庭に生えているマンゴー(なんと収穫するそうです)とメロン。そしてオムレツです。朝食の後、お尋ねすると、数年前に比べると、住宅事情は「売り」のトレンド。今日は月曜ですが、特に日曜はオープンハウスが多いので、そのまま看板を忘れて残しているケースが多いとの事でした。
食事が済んだら、支度をして、今日はビショップ・ミュージアムへ向かう予定です。
BishopMuseum
2014.6.23 10:40
パリハイウェイで山を越えます。
ビューポイントでカイルア方面を撮影。なぜか鶏が数匹ウロウロしてたんですが、野生ですかね??
久しぶりで道を忘れていて、博物館があるエリア周辺でのロスタイムはあっても、約40分で到着です。
ビショップでは、ギター展なる催し物がやっているのと、5年前にウクレレレッスン『ラ・クレア』を受けた時にお世話になった日本人スタッフのアイコさんにお会いできたらと思っています。
入り口前はお土産ショップ。そこを通過して、奥に進むとチケットブースです。チケットを購入しながら、ロコのスタッフに「アイコさんはオフィスにいますか?」と尋ねます。(一応、日本からメールでお知らせはしていました。日曜はご不在なので、月曜狙いで来たという訳)。オフィスに電話をしてもらいましたが、あいにくガイド中との事。後で立ち寄る事を伝えて、ギター展のブースに向かいます。
ハワイアンホールなどがある本館をパスして、キャッスルホールという隣りの建物へ。日系らしき60代くらいの方が入ってすぐの所に案内されています。目の前には巨大なエレキの模型。写真は全館撮影OKとのこと。さらに、2階には「伝統と変遷 ハワイ移民の物語」という日系移民の特別展示が組まれていましたので、後で見ることにします。
ギター展は、弦楽器の歴史を中心に、たぶんギター好きにはたまらない展示になっています。もちろんウクレレも弦楽器ですし、ハワイの代表的な楽器ですから展示されていますが、ギターが中心です。木琴風の展示があって、板が4枚ほど。各板の素材(木材)が違うので、音の響きが異なるというのが、おもしろかったですね。我が師匠・キヨシ小林が敬愛する「ジャンゴ・ラインハルト」の動画紹介もありました。 ウクレレ自体は少ないのですが「IMUA」というブランドが紹介されていました。
実は「IMUA」なるブランドは、T’s(今はセイレンですね)の髙橋さんが副社長として立ち上げたブランドの様子です。シンプルなコアなウクレレでしたが、音を聴いてみたいですね。 >>imua
一通りみたら、今度は2階へ。日系移民のコーナーです。当時の生活が分かる道具などが展示されています。特に驚くのが、日本人が移民してからの生産というか稼いだお金のグラフ。うなぎ登りに上昇している線を見ると、ここでも勤勉さと忍耐強さを発揮した事がわかります。だから、ハワイでの日系の地位を確保できたのですよね。
本館を一通り見た後、チケットブースに戻ってみます。先ほどのお姉さんに聞いてもツレナイ感じでしたので、ショップの方の日系らしきスタッフに聞いたんですが、日本語は通じず、再び英語で説明。オフィスに電話して頂いて、女性が出たのでアイコさんだと思ったら、違う方でした(爆)。 どうやら「火山のコーナー」の説明員として現在対応中との事。サイエンスアドベンチャーセンターという円弧形の建物はまあるい芝生コーナーを挟んで、ここから反対側です。
駆け足でカンカン照り(死語)の中を反対側の建物へ。以前来た事がありますが、地下の溶岩コーナへ。イベントの真っ最中でした。英語の説明をお姉さんがしているのですが、通訳している日本語は聞き覚えがある声です。眼を凝らすとアイコさんでした。髪の毛をカットしたのか、以前と印象が違います。溶岩を溶かして流して見せてくれる内容ですが、防護服を着ながら対応する担当のお姉さんは暑そうです。イベントの終了を待ってお声がけしようとして、なんとタイミングを逃しました((;゚Д゚)) すぐ裏にバックドアがあって、出待ちをしたのですが、実は先に出てしまった様子です。慌てて外へ出ると、遥か向こうに、帽子&ムームーの姿が少しだけ見えたんですが、あの方かしら? それにしても素早いっ。
結局、チケットブースに戻りました。3度目の正直で、もう一度尋ねると「プラネタリウムが12時45分から」と言われます。たぶん日本語のプログラムを聞きたい人だと思われたみたい(´ヘ`;) 日本人スタッフらしき方が来たので、カミさんに声を掛けてもらうと、先ほど電話で話した方でした。内線で連絡して頂き、さらに待つと・・・。
先ほどのムームー姿は、やはりアイコさんでした・・・結構背が高かったんですね。ココまでの顛末をお話し、ようやく再会のご挨拶です。日本人スタッフは現在2名で、なかなか過密スケジュールの様子です。ここのウクレレの先生だったチャン先生は(ここのフラの先生でもある奥様と)離婚しちゃったとの事。「もう目を真っ赤に腫らしてね」ということで、今は他所で活躍中? 5年の歳月の間にはイロイロあった様子です。「プラネタリウムのイスを新しくしたから、是非ご覧になってて」と相変わらずの美しい日本語で促され、中へ。5分程度でしたが、なんとかお目にかかれて良かったです。
プラネタリウムの内容は、以前にも見た「星と航海術」に関する内容。オアフ島でもワイキキなら、ギリギリ南十字星が見られるんですね。プラネタリウムが終わったら、かなり小腹が空いています。以前あったカフェは探したけどありません。実は閉鎖されておりまして、ココでの昼飯は食いっぱぐれた次第。ギター展のTシャツだけ確保して、博物館を後にします。
EasyMusicStore
2014.6.23 15:25
ビショップを後に、ワイキキ方面へ。
職場へのお土産くらいは買っておかないと・・で、ワードセンターの「ホノルル・クッキー・カンパニー」へ。
駐車場が狭いのは分かってるので、近くの「スポーツ・オーソリティ」に車を置きます。しかし、この近辺ってなんとなく寂れた感じがします。ワードセンター自体、本屋(ボーダーズ)も潰れちゃったんで、CDすら買えません。JPの姿も、まばらで殆ど見かけません。どちらかというと、サモア系の方が増えた感じがします。その内、再開発されちゃう予感。
食い処が見つからなかったり、えり好みをしちゃうと「ここじゃあねぇ」という事になりがちで、適当な所を見つけられないまま、時間だけが過ぎます。・・・んで、結局「デイリークイーン」なるスタンドで、ホットドッグになっちゃいました(自爆)。
これ以上、ハラヘリモードで動けなくなりそうだったんで。我が家の悪いクセは、飯をさておいて「目標遂行」を先にやってしまうこと。飯抜きだけは避けたいのですが、まだ他にもやることがあるんで(爆)。
ワードに来たついでに、2階にある「Island Guitars」をチェック。あまりウクレレがありません。
気になるレレについて尋ねて見たのですが、在庫はなし。しかたないので、昨日フラれた、アラモアナ近くの楽器屋を目指します。
大きな地図で見る
今日は、直接ビルに向かいます。入り口の先が駐車場だと思うのですが・・・2階駐車場に向かうのスロープの前に、左側に1台だけ「楽器屋のはココ」て書いてあるサインを発見、車を置けました。お店は営業中です、が・・・「店に入るときは、バッグの中身をあらためます」という注意書きが・・・。なんだか軍の施設みたいな厳重さです。恐る恐る入ると・・・右奥がお店のカウンター。行こうとすると、左側の小さいブースから声を掛けられます。うむ、チェックだな。・・・バッグの中身を見せて「カメラしか入ってないし」と説明すると「ああ、預かるから見せなくていいよ」てな事を言われます。聞いてないしぃ。結局、カミさん共々バッグを取り上げられて番号札を貰い、店の中へ。だったら、そう書いてよねえ。
5月にウチの師匠を囲んでの屋外ピクニック・イベントだったのですが、公園だったら、急な天候の変化もありますので、雨に濡れては、ラッカー仕上げのウクレレはやはり気を付けたい所。で・・・プラスチック製のレレとか探してた最中、KALAのブランドで、あるものを見つけた次第。ただし、国内では流通していないモデルです。カモフラ柄のものを狙っています。
お店のお兄ちゃんに聞いても、入って来た記憶がないとのこと。KALAでも違うシリーズはあるのですが、欲しいレレはなし。ディスプレイを見ると沢山のレレが掛かっていますが、下から2,3段はほとんどKALAブランド。いわゆるC国製です。カマカなどの高いブランドは、上の段にあり、手が届かない(場所も値段も?)位置になっています。試奏したマホ材のロングネックが結構良い音がしていました。価格も安いので、プールサイドでポロポロしたい衝動に駆られながら、我慢ガマン。お店を後にします。
ココまできたら、ワイキキ裏のワイオラに立ち寄り、シェーブアイスで体を冷やします。以前、間違えてオーダーした前科があるので、ちゃんと「アズキ”ボウル”」をオーダー。店の横に車を停めちゃったけど、お客さんが多いためか、裏手の駐車場が確保されていました。相変わらず、雑な(笑)シェイブアイスですが、やはり美味。アズキと白玉が絶妙でした。
H1-EASTを経由して東海岸を回って、カイルアに戻る事にします。
Makapuu Lookout
2014.6.23 16:30
H1からココヘッドを過ぎ、海岸線を走ります。オアフの中で、一番好きなルートです。ココヘッドの稜線にもトレイルコースがあります。昔のトロッコ線路の跡らしいのですが、相当ヤバイらしいので行きません。ファインダーをのぞくと、左側の尾根沿いに見る事ができます。ブローホール(潮吹き岩)やサンディ・ビーチを過ぎたら、道は西に折れ曲がり登って行きます。
海が見えたら、そこがマカプー。展望台は改修されて駐車場も含めて綺麗になっていました。
ベストな撮影ポイントの柵の向こうに占領している人がひとり。脇にはサモア系の女性がサポートで付いています。ガッチリした三脚も置いてあったりして、何やら撮影している様子。本土かどこかの方が「何やってるの?」と質問していたので、耳をダンボにして聞いてみます。どうやら「タイムラプスビデオ」を撮影しているとのこと。「どのくらい撮影するの?」と聞いてみたんですが、何フレーム撮るから何秒のどうのこうの?という説明だったので、理解できず(←だったら聞くなよ)。なんにせよ、一番良い場所からは撮影できず、GRとOM-Dで数枚撮影して退散。風がもの凄い勢いで吹いていたので、手ぶれしそうでした。
マカプーから西へ下って、ワイマナロへ。道路脇の海岸線を見ても、砂=海岸が激減しているのが分かります。なんだこれは?気になったので、ワイマナロ・ビーチにも寄ってみましたが、やはりここでも海岸が小さくなっていました。数年先はどうなるのでしょうか? 素敵な撮影ポイントだったはずですが、少し寂しい気もしながら、カイルアへ戻ります。
B&Bへ戻ると、ケニー君が少し元気がありません。少し眠そうだったのですが、どうやらお母さんに叱られたみたいです。
もう少し会話したかったのですが、街へ晩飯を確保するため出かけます。
POKEという日本食系の丼があるらしいので「HIBACHI」というお店へ。小さなゼネラルストアの反対側にデリコーナー。ここで注文します。なんだか良く分からないので、とにかく「POKE-DON」を注文すると、アジア系のおばちゃんが「POKEじゃない、サーモンしかないけどいいか?」て聞いてきます。なんで、そう不機嫌なんだよ? まあ見た目から選んでますし、何でもOKなんで「いいよ」と言っておきます。私は普通のサイズ、カミさんはハーフにしておきます。ポケはハワイ料理の1つで、ポキと聞く事が多いです。ココではポケと呼んでるみたいですが、「切り身」を意味する言葉で、魚介に塩や醤油、油、海草、野菜などで混ぜ合わせた料理です。アヒ(マグロ)とかが良く聞きますが、指を差して頼んだものが、たまたまサーモンしかなかったという事だと思うのですが、あまりに不機嫌そうだったので、会話する気も起きず。
作られた丼を持ってレジへ。こっちは白人の女の子。普通に愛想あり。ついでにハイネケンの缶ビール(スマート缶)も確保。
B&Bへ戻り、プールサイドで、また夕食です。
ウクレレは見つからず、たいした写真も撮れずな後半でしたが、まあ、良しとしましょう。