Arrival@Honolulu
2014.6.21 on Hawaiian Time

オアフ島に到着。”FASTEN SEATBELT”のサインが消えるまで動くな、ちゅう指示を待てない団塊世代を中心としたワガママ日本人が、もうソワソワし始めている。消灯したら、こちらも速攻行動開始。カメラバッグ、カミさんの荷物、機内用の雑多なものを引き出して、モタモタしているお子様(←ずいぶん泣いててくれたよね)連れをパスし、機内の外へ。普段から通常の3倍のスピードで歩いてしまうワタクシと結果的に小走りになっちゃうカミさん(←この人が大変)2名は、結果的に先頭集団を追い越し、エプロンの外へ。といっても、WIKIWIKIバスとか入国とか、バゲッジが出てこない事にはどうしようもないけど、彼らの後からノロノロ行くのだけはゴメンです。


・・・ん?あれ? バスに乗らないんじゃない、ココ?と思いつつ、案内の方に「Good Morning!」と声を掛けつつ通過すると「ALOHA」と答えてくれる。入国審査のビルに到着。予想していたほど混んでないけど、無愛想な振り分け担当のおばちゃんの指示に従い、真ん中よりやや奥のカウンタへ。まあ、相変わらず、入国管理官も無愛想。数年前から指紋と顔写真を撮影するのだが、カウンタによっては機械の調子が悪く、それが彼らの機嫌を損ねている様にも見える・・・けど、仲間同士は楽しく会話しているから、悪いのは日本人か、それとも他の某アジア民族か?今回は英語で入国審査をこなして、バゲッジクレームへ。それにしても、このビルは、改修しないのかいつまでも古いよね・・・。既にツアー客用スーツケースがまとめられていたりするけど間違えられないのかな? ターンテーブル前で、待つことしばし・・・無事、スーツケースが出て参りました。似たような(ていうか同メーカー)のが多いので、スーツケースベルトとかは必須です。税関は「申告なし」の紙をオフィサーに渡したら、もうそこは、個人出口です。


Go Budget
2014.6.21 10:00

個人ゲートに出て、カミさんのトイレタイム。しばし荷物をキープしながら、ベンチに佇む。さっきも書いたけど、老朽化が進んでいるビル。個人ゲートだから、ツアーゲートより当然閑散としているけど、アジア系が多い。無料雑誌コーナーからThisWeekか何かだけ確保して、カミさんが戻ってきたら自分も。トイレも相変わらずで、彼らにエコと言っても理解しないだろうなあ。

さて、建物の外へ。確か、シャトルは真ん中を巡回してるハズなんだが・・・5年の歳月で記憶が薄い。TAXI案内のおじちゃんに聞くとやっぱり道路のセンターゾーン。Lサイズのスーツケースは、意外に取っ手が短く、引く度に、私の足を蹴飛ばします(´ヘ`;)

数台のシャトル(他の会社ね)が通過した後、我がBudgetのシャトルへ。数名のお客さんと事務所のあるエリアへ。
バスに降ろされた場所は、駐車場エリアのど真ん中。以前は、返却用の事務所の反対側エリアにレンタル・カウンターが並んでいたのだけど、もうクローズされている。バスで下りた目の前に簡易的なテントみたいのがあって「FASTBreak」なるロゴが刻んである。







 中にいたサモア系女子(巨大)に予約してある事を伝えると「FASTBreakメンバーか?」的な事を聞かれるので「違う」と答えると、ココじゃないという。「5年前はあっちにオフィスがあったよね」と聞くと「そっちだ」と、返却時のオフィスを教えてくれる、ちゅうか、アロハの精神は何処行った?的なやりとり。だったら、何故シャトルは、そっちに止めないんだろう。ていうかFASTBreakてなんだ?

 ゴロゴロ荷物を転がして、オフィスへ。ラインに並ぶ事しばし。いつも不思議に思うのだが「説明の書いて無い」所で、良くまあ皆さん(ていうかロコとか本土の人)はルールが分かるのかと思う。これ日本文化圏の人だから分からないのかと考えてる隙にも、後から来た奴(失礼)が、向こうのカウンターに優先的に呼ばれて処理されてるんだもん、不思議でならない。まあ、ハワイアン・スタイル。待つしか無し・・・

 ようやく真ん中のカウンターの兄ちゃんから呼ばれて、予約確認証と日本の免許、クレジットカード+おまけの国外免許を提出。予約時に言ってあるハズだけど、なぜか(日本の)住所を英文で書かされる。「スモールカーだけどいいか?」て聞いてくるから「コンパクトを予約してるよ」ていうと「うんうん」言ってるから「コンパクト・クラスだよね」て念押しすると「そうだよ」と答えてくれる。スモールって小さい車だけどいいかい?ていう意味か。小さいのは分かっておりますです、ハイ。

こちらから「2ドアか4ドアか?」て聞くと「4ドア」との事。インシュランス(保険)は、いつも通りESP(緊急医療保険)だけNoNeedして(海外傷害保険でカバーしてるから)、他はフルカバー。GPSも不要。画面上で、サイン。ゲジゲジ虫みたいな文字になっちゃったよ(一度削除してやり直ししたけどね)。

「車はGの11だよ」と教えながら契約書を渡してくる。鍵はくれない。ていうか5年前とシステムが違うのよ、これが。

 契約書を確認しつつ、Gの11を探す。ウロウロすると、さっきのバスを下りたすぐそば。そこには、赤い彗星が待っていました。FORDのFOUCUSていう車だけど、めっちゃコンパクトやん。スーツケースを入れるところは・・・・トランクだと思ってたらハッチバックです(涙)・・・ていうか、鍵がないやん・・・どうもさっき叱られた小屋(テント)で鍵を受け取るシステムらしい。

 テントを覗くと・・おいおい誰もいねえし・・・待つ事しばし。戻って来たので「車の鍵を」といいつつ書類を渡す。ようやく赤い彗星の始動キーを手に入れる。さっきGの10番の方がコンディション・チェック(車のチェックていうかな)を入念にやってたので「スクラッチ・チェックはどうすんだ」と聞いてみる。そしたらね「その車は綺麗だから大丈夫だっ」って、カーボンコピーをちぎりながら、我が車のコンディション・シートをよこす。「日本に来たら、オマエタダじゃおかねえからな」と心が少し黒くなるのを我慢して、愛車へ向かう。

 さっき入れたスーツケースは、外から丸見え。そもそもハッチバックの上のカバーが無くなってます。スーツケースを置いたまま車をその辺に置けない事が決定。
 とりあえずスクラッチのチェックはしたけど、まあこんなもの。ワイパーと方向指示灯が逆なのを思い出しつつ、エンジン始動。微速前進0.5(ヤマトかいっ)・・・5年もハワイで運転してないけど、前回の時も5年振り(04年→05年→09年ハワイ)だったのに、今回ほど感覚を失っている感は初めてかな。ちょっと心配なので、駐車場周辺を2週ほどウロウロしてから、空港の外へ。H1はアレなので、ニミッツでワイキキエリアへ向かいます。

結局ですね、FASTBreakたるものはなんだか分かりませんでした。コレを書いてて調べるとですね・・・メンバー登録しておくと「レンタカーのピックアップ時間(要は契約するときの時間)が短くなる」て書いてあります。興味のある方は>>FASTBreak

Kakaako,FreshCafe
2014.6.21 11:30

 思いの外、レンタカーの事務手続きに時間をとられました。H1でなくNimitzHwyで一路ワイキキを目指します。ほぼ真っ直ぐなルートですから、ココでまず体を右側通行に慣らします。それにしてもバイク(自転車)が増えてる。脇を自動車よろしく走ってるんだけど、何だコレ。追い抜く時は(運転席は左なので)車幅感覚に注意。

 PM1時から予約しているイベントがあるので、それまでは運転に慣れる事と、軽く何か食べておきたい所。トランク内部が見えない事を想定していたので(あまりやりたくは無いのですが)どこかの駐車場において食事を・・・と考えてたんですが、それも消失。となれば、車の置いてある場所が見える小さなカフェとかが望ましい。ていうか、そんな所あるの?

 携帯のローミングは高すぎるので、使わない事を決めています。WiFiスポットはいくつかありますが、ネットでの調べものとメールチェックのみと割り切りました。となると、情報の確保は、雑誌しかないんですよね。雑誌の記事に頼ってしまうと、記事の確認旅行になっちゃうのも嫌ですが、カフェを探してまわる時間もなし。

 そこで、昼飯場所を実は、機内でチェックしていたのですが、あんまりファーストフードも食べたくないし、ガッツリも避けたいので、ここは1つ、フルーツ系で攻めてみます。ワイキキエリアの手前ということで「カカアコ」エリアが気になります。なにやら「アートな倉庫タウン」と化し、いろいろなお店が出来ている・・・との事ですが・・・NimitzからAlaMoanaBlvdになった辺りで適当に山側に折れて「カカアコ」エリアへ。たしかに雑誌に載ってた自転車アートの建物とかあるんですが(なんと通過しただけで、写真撮ってなかった((;゚Д゚)) )それほど、おしゃれな街になった感は・・・ありません(当社比)。

 ターゲットは「FreshCafe」なる小さなカフェ・・・QueenStreetにあるハズだし、住所は831だよね?と脇見をしながらグルグル廻ります。危ないのでカミさんに道路脇の番号をチェックさせつつ・・・30分くらい同じエリアをウロウロしたでしょうか?

 見つかんね〜諦めようか?てな雰囲気になってきた頃、それらしき建物を見つけました。ていうか、ココさっき通ったよ。お店の脇には、駐車場エリアがあります。「車の見える」状況にマッチしています。幸い、奥に1台だけ空きあり。赤い彗星を滑り込ませます。ふうう〜。このウロウロのおかげで、左ハンドル右側通行にほぼ完全?復活致しました。

 カフェならウエイターかウェイトレスがいる?と思いつつ、中に入ると、ローカルなスタバ風。しばらく様子を見るのですが、どうもシステムが分かりません(レンタカーと同じやん)。

 どうやら番号札を渡してる様子なので(オーダーは先にするのは分かるけど)兎に角、時間もあまりないし、注文します。アサイーボールならぬ「フルーツ・ヨーグルト・パフェ」です。ローマ字読みすると「バフェット」て書いてあるんで分かりにくい。朝食メニューですが注文できます。
 レジで注文を受けた姐さんが「バナナを切らしちゃっているから、ラズベリーとか他のフルーツでいい?」て聞いてきます。早口ですが、なんとかヒヤリングできた。しかたないので「OK、かまわない」と言って、支払い。あんれ?番号札をくれません。

 カウンターエリアで待つけど、作る作業が始まらないので(車も気になるし←ていうか大丈夫だけどね)、外のラナイに向かいます。さっきの姐さんが、外のテーブルへも給仕をしてるので、やはり「持って来てくれる」システムではある様子・・・「外の席にいるからね」と告げると「私が、パフェを作らなきゃいけないから。待ってて」と今度は少し愛想が良くなってました。とりあえず、ラナイの座席を確保。ようやく、落ち着きます。

>>>Fresh Cafe

 GRとE-M1で近くの自転車アートなどを撮影。向こうのビルには青いオアフの空が広がっています。うむ、来ちゃったよなハワイ。準備し始めたのが1月だけど、長いような短い6ヶ月。ていうか、ここからあっと言う間に・・・いやいや考えまい。

 違う娘が注文したアイスティーを持って来た後、さっきの姐さんがやって来てました。「バナナが丁度、沢山(英語で1トンくらいって言ってたぞ)入って来たから、ちゃんと作れたわ」と言う事なので、本来の姿の「フルーツ・ヨーグルト・パフェ」を楽しめます。
 バナナとラズベリーなどのフルーツ、グラノーラと思われるシリアルに、ギリシャ・ヨーグルトが掛かっています。ていうか・・・すんごい濃厚なヨーグルトです。カミさんには少し多かったんですが、ここでちゃんと食べないと、食欲復活と時差呆け解消に支障を来します。

 少し慌ただしい食事でしたが、まず1食目はクリア(ていうか、食べるところ考えるの大変なのよ)。食器をカフェに返したら、車に乗って、アラモアナ方面へ移動します。ええ、次のイベントです。














Aroma at home
2014.6.21 13:00

 ハワイにきて、時差呆け解消するならココ。04年からですから4回目ですね。アラモアナセンターを通過し、プリンス・イリカイを過ぎたら、KALAKAUA Aveを左、つまりワイキキと逆へ。おお・・ハードロックカフェが・・・廃墟になってます(後で聞いたら、移転したらしい)。そのエリアで一際高い、センチェリータワーへ。
>> Aroma at home
 ゲストパーキングに車を置いて、外から丸見えのスーツケースを出しゴロゴロ引いて10階へ。ほぼ1時でしたので、セーフでしたね。向かえてくれたのはオーナーともう1人のセラピストの方。リピーターですけど簡単に事務処理をしたら、カウンセリング。希望のオイルを選んで、まずは足のブクブクから。足がほぐれた所から、全身のロミロミです。
 あ、そうそう、今回も「ロミロミスペシャル」80分コースです。カミさんは向こうで同じコースをオーナーさんから受けてます。パンツ1丁でシーツの間に入ったら、指圧ともカイロとも違ったマッサージ。途中ノドが余りに乾いてしまい、水を所望(^^ゞ
 マッサージの途中で、脱水にも似た雰囲気を感じたので「こりゃまずい」と思ったんです(なにせ昔、ハワイで倒れた事あり)。後半に入り、少し気絶したかもしれません。終了後は、足にもオイルが付いているので、短パン+Tシャツのハワイの格好に変身して、ハーブティーを頂いて、終了。

 兎にも角にも、この1時間半が、これからの半日に効くんです。最近、国内でもあまりマッサージを受けていませんでしたから、かなりほぐされました。 雑談がてら、オーナーさん達からも、ハワイの近況もお聞きしたりしましたが、建築ラッシュが続いているとの事。そういえばアラモアナ周辺にもやたらクレーンを見かけました。施術の部屋からも見えました。
 あの(日本人の高齢者が行って怪しい商品を売られた)「インターナショナル・マーケットプレイス」も既に更地だそうです。日本の景気の善し悪しが観光に影響しますので、一時期よりは盛り返しているかな?との事でした。支払いを済ませ、アロマ@ホームを後にします。

さて。
いよいよカイルアへ向かいます。







Tee’s at Kailua
2014.6.21 15:30

 Pari HWY経由で山を越え、カイルアの街に入ります。そのままKailuaRDの道なりに走りますが、どことなく賑やになった雰囲気です。初めてレンタカーを借りて1日だけ来たのが、かれこれ17,8年前なのですから変わる訳ですが、前回と比べてもその差は大きい感じです。

 だいたい憶えている道ですが、一番わかりやすいルートで、B&Bがあるカエレプル池方向へ。WanaaoRdがKeoluDRを越えたら少しスピードダウン。B&Bは看板を掲げられないので、あの郵便ポストが目印なのです。

 道がカーブし始めたら、いよいよでしょうか。見つけました、あの白の基調に緑の葉の模様。バンプ(段差)があるので慎重に駐車場に車を入れたら、少しホッとします。ようやく宿に着きました。スーツケースを取り出してインキーパーの母屋へ。

 ご主人が出迎えてくれました。B&B閉鎖で少し寂しげな感じも受けましたが、お変わりなくお元気なご様子です。チェックインとカードでの支払いを済ませたら、カギを頂きます。基本的な事は憶えていますが、もう一度簡単に説明して頂くため、部屋へ。

 メールでも少しやりとりしていましたが、やはり閉鎖してしまう事と、私たちは最後から2番目の宿泊客。我々の後に4泊する方で、いよいよこのB&Bも終了になってしまいます。5歳になった息子さん(前回は、赤ちゃん)の教育の事もあり、本土へ引越されるそうなのです。

 1つしかない離れ(といっても隣りですが)がウチの部屋。お風呂のシャワーはOK。お湯を溜める時は連続しては難しい(タンクのお湯が無くなってしまう)というのは前回と同様。お掃除は2日に1度に変更されていました。まあ、問題なし。母屋を通らなくても、実は裏からプールに行ける事を教えてもらいました。この前は、これ知らなかったな。新しいカイルアの地図も頂き、近況と新しいスポットも教えて頂きました。

 荷物をアンパックし、整理したら、少しTee’sの写真撮影。相変わらずの静かな運河沿いのロケーションです。

 後で、少し買い出しに行かなくちゃ。











End of 1st day
2014.6.21 18:30

 赤い彗星(いやFOCUS)を再起動してENCHANTED LAKEの東側にあるセーフウェイへ。カイルア・タウン側にも別店舗あるのだけど、こちらの店舗は一度も来てなかったな。SAFEWAY CARDなる無料会員カードをまだ持ってるんだけど、使えるのかな?だいたい、セーフウェイってどこの店舗も同じ感じなのだけど(ワイキキのカパフル店だけは、なぜか高級志向)ココは、今ひとつの品揃え。同じカイルアだというのにブロックが違っただけで、雰囲気が違うのがアメリカの不思議。

 流石に冷凍食品なんて食べたくないのでAQUAFINAていうブランドの(たしかTee’sの冷蔵庫に入っていたのも同じ)ミネラルウォーター24本セットだけを確保。ぼーとしてたら、レジのお姉さんに「セーフウェイカードある?」て聞かれた。提示すると、値引きされては無いけど何やらポイントが付いた模様。まだ使えたよぉ。

 あまりに戦利品がないので、そのままグルリとまわり、カイルア市内のホールフーズマーケット(WHOLE FOODS)へ。ここは健康食志向というか、オーガニック系の食材が多いお店。ちょっと高めだけど、いろいろなモノがあって楽しい。デリも気になったけど、向こうにピザ釜もあるバーがあったので、ピザとサラダのテイクアウト、そしてカルフォルニアのピノ・ワインを確保。これが今夜の夕飯になります。

 お店を後にB&Bに戻ろうとしたのだけど、何かツマミ系が足りない。・・・そのまま海側に走って、カラパワイ・マーケットへ。もう夕方だけど、まだお店は開いておりました。マウイチップスとかをちょっとだけ買った時には、もう日没時間。あの緑の看板が眩しい夕日に映えていました。

 さてさて、ピザがちょっとモタモタしてたので冷めてしまったけど、プールサイド(ラナイ)で、夕飯とします。ワインと言えば、ピノノワール(葡萄の種類ね)な我が家ですが、いつもはフランスのブルゴーニュ中心。時々カルフォルニア産も飲むんですが、果たして、この$15のワインはどうなんでしょうか?・・・それがですね、結構美味。カルピノの明るさもあるんですが、少し重さや苦みもあって、五線譜が書いてあるエチケット(ラベル)もなかなか素敵なワインでした。釜で焼いたピザも、想定以上に旨く、当たりでした。

 プールを抜けてくる運河からの風に心地良く酔いながら食事をしていると、母屋の方から、小さいのが1人。手には、ウルトラマンの怪獣「ゼットン」のソフビを握り締めています。















「あ、それゼットンじゃん」
こちらから話掛けます。あの赤ちゃんも、もう5歳です。
「え、知ってるの?」
日本語で答えてくれました。
「知ってるよ。ウルトラマンを倒しちゃった怪獣だろ」
おじさんの持てる知識を駆使してみます。
彼も興奮して、説明を始めます・・・
「え。そうそう、赤い玉と青い玉が・・」

どうやら、ケニー君は、ウルトラマンにはまっているらしいのです。
「ウルトラマン」の最終回に、ゼットンに倒されたウルトラマンは
ゾフィーからハヤタ隊員と自分の命をもらう件(クダリ)です。

 どうやら、これが相当嬉しかったらしく(ていうか、ウルトラマンネタを知ってたので)次から次へ、おもちゃを持っている始末に(爆)。後で知ったのですが、ハワイ観光局と円谷プロのタイアップで「ウルトラハワイ」なるイベントが進行中。というより、お父さんであるオーナーさんが「ウルトラマン」のDVDを見せたのがきっかけらしいのですが・・・

 「これ、ライブシールなんだよ。」とソフビの足についている、小さなシールを自慢げに見せます。これが無いと価値が下がるらしいのですが、さすがにコレは理解できません(どうやら、このシールのある人形をある機械にかざすと何かが起こるらしい仕組み)。とは言うものの、円谷プロの「ウルトラマン」が、我々世代のんんん十年というジェネレーションギャップを跳躍させた事が素晴らしい。自分も子供がいたとしたら、絶対見せて洗脳していたハズ(自爆)ですから、もうね。楽しいひとときでした。

この後・・・ケニー君の「ウルトラ熱」に火を付けてしまったため、この5日間は相当(親御さんは)大変だった模様です。

さてさて。
カイルア到着までの、長い一日も、これでおしまい。

明日は、カイルア散策でも行きますか。