Arrival@Honolulu
2024.9.17 08:59 on Hawaiian Time


到着予定(9:10)より少し早くオアフ島にランディング。慣れたはずの入国審査ですが、今回ばかりはちょっとドキドキします。荷物をまとめ機内から出たら、連絡通路をズンズン歩き、先行組を巻くって参ります。


歩くこと数分、ようやくターミナル・ビルに到着。ESTAの登録トラブルもあったので緊張感が増します。いつもの如く長蛇の列の1つに。思いの外、人が多いので他の到着便も混じっているのでしょうか。いつも思うけど、他所の国に来た日本人、落ち着きも無いし入国前の緊張感が足りませんね。’19年に来た時にあったハズの「顔認証システム」の機械が並ぶエリア・・・無くなっています。なんで人力に戻したの?年寄や家族の時間が掛かるから?? 

パスポートや必要な書類は片手に持って、しばし列に並んで流れていくと「顔認証」があったエリアに対しジェスチャーでこっちに来いと指示されます。いつも不思議なんですが、並んでいる列が分断されて一部が違う窓口にという流れ。数組後に、ウチの順番が回って来ました。ドキドキ。

オフィサーは日系ぽいオジサマ。渡航の目的、滞在日数、宿泊先を聞かれます。宿泊先は2つあるので印刷した紙を(ていうかESTAにも入力してるんだけど)アクリルの仕切板越しに見せると、こっちによこせと指示が。指紋照合の所に開いている小さな隙間からA4の紙を縦に折り曲げて中に。印刷したB&Bとホテルをチェックしたら、細い窓から紙が戻ってきます。

オフィサーからは「ハワイだけか?カルフォルニアに行かないか?」ともヒヤリング受けました。この質問は初めて。当然「No」と答えます。一通りパスポートなどを確認したら、完了。ゑ?指紋照合は?やる気マンマン=手指の準備もしてたのに、カミさんと伴に拍子抜けです。

オフィサーに御礼を言って入国審査ゲートを通過。階段を降りてバゲッジクレームエリアへ。しかし何故指紋は無かったのか?・・・よくよく考えると2014年と2019年の間にパスポートを更新していましたが、今回は2019年と同じパスポートです。ESTAは2年有効ですが、パスポートと指紋は記録が残ってると考えるのが自然でしょうか。思いの外スムースな入国で助かりました。ESTA3回失敗の悪夢はなんだったんでしょうか。

入国審査さえクリアしたら、いつものペースです。ちょっとホッとしました。
バゲッジクレームエリアのトイレが綺麗になっています。コロナ禍中に直したのかな?
乗って来た便のベルトコンベア付近に向かいますが、ここでAirTagを。

ソフトバンクの「アメリカ放題」を有効にするとT-mobileの電波をもう掴んでいました。オアフの空港は団体客も多いのでベルトコンベアにずっと荷物が回っているのを避けるためか、勝手に荷物が集められて置かれている事が多いんです。荷物が団体の荷物に混じっていたら本当に探すのが大変。なので目立つシールとか目印が必要なんです。AirTagをiPhoneから探すと暫くして認識、距離と方向が。指示に従って歩いて行くと、自分のスーツケースが目に入りました。案の定、数個のスーツケースの中にウチのも混じって置かれていました。AirTag、凄いぞ。スムースに荷物は見つかったので、カミさんをトイレに行かせた後、税関をクリア。個人出口に。

ESTAには何故かSNSなどの登録状況の項目も。何のためか不明なんですが面倒なので飛ばしています。審査で内容を聞かれるのイヤですよね(何も聞かれなかったけど)。なのでiPhoneからAPPも削除していました(^_^;)

出口付近で契約してきたeSIM契約「Ubig」のT-mobileプランをON。でもSB「アメリカ放題」もT-Mobileだったんで、キャリアがダブって意味がない事に。(前回の時は、SIMを差替えて使ったのでAT&Tだったんですが、時代はeSIMに)

5年経って微妙に対応する事が変わっています。オンラインになったらAPPを戻して、写友どこ。さんに到着した事を連絡。この数日の一連のトラブルについてグチを聞いて頂いたのもあり、心配して頂いていましたので。

「こちら、モネーク、オアフ島に侵入した。」
気分はメタルギア。さあ、いよいよ作戦行動の開始です。

レンタカーにも変化が・・・
2023.9.17 10:00

個人出口を出たら右にひたすら歩きます。この先にレンタカーオフィスが入ったビルができています。5年前も一部のレンタカー会社が集められていましたが、駐車場も兼ねたビルができているとか。

5分ほどスーツケースを引きずった後、歩道橋で反対側に渡ると「CONRAC:Consolidated Rental Car Facility」のビル。エスカレータで2階に上がると、レンタカーオフィスが並んでいます。目の前にHertzがあるんですが、実はここじゃないのは予習済み。そのまま前を通過して、左手奥に進みます。

広くなっているエリアを通過して、今度は奥に向かって進みます。少し遠くに「Hertz GOLD MEMBERS」の黄色い看板のブースが見えたら、そこです。オフィスの横には、大きな電光掲示板「GOLDMEMBER DIRECTORY」があり、本日車を借りるメンバーの名前が表示されているんです。そこにはワタクシの名前も。

しかし、どうにもシステムがわかんない。どうすりゃいんでしょうか。オフィス・ブースに人が見えたので、中に入り質問します。予約してきた事とゴールドメンバーであること。するとオフィスのオバサマから
「車は裏の「GOLD」って書いてあるエリアから選んでくれれば良いのよ」との事。は・・・は、はあ??

言われるがまま、大きな掲示板の後ろに回りますと、広い広い駐車場に所狭しと車が並んでいます。ど、どこから選ぶの? 指定されるんじゃないの?
5年前と違い過ぎて、脳がバグります。

プレートに「GOLD」と書かれているエリア、所謂フルサイズの車が30台くらい並んでいるココから車を選べと・・・。私の予定ではインターミディエートサイズでサンプル画像にあった「ゴルフ」のイメージ。前回もコンパクトを頼んでいてフルサイズにアップグレードでしたけど、GOLDメンバーは「フルサイズ」がデフォルトになったのかも。

しばし車を物色するんですが「サイズ、でかすぎ」なんです。前回と同じ車種でも良いんですが、それじゃツマラナイ。できれば少し小さめでも良いと物色していると、滅多に乗らないNISSAN(やや小振りってもフルサイズ)を発見。

「日産でいいかっ?」とカミさんと相談して、決定。
「鍵どこにあんの?」とドアを開けて見ると、車の中にあります。
ゲートがあるし盗難できないとはいえ、すげーシステムだな、これ。

とりあえず黒いNISSANに決定。トランクを開けてスーツケースを乗せ、車の操作をチェック。iPhoneを繋ぐとAppleCarPlayもできるのでGoogleMapも使えそうです。

そんなこんな悩んでいる内に、そろそろ11時になりそうです。次の予定もあるから、早々にチェックアウト(出庫)しないと。

エンジン始動。バックにギアを入れた所で、運転席の窓がノックされます。
女性の作業員の方ですが、ジェスチャーで待てとのこと。
そう、後ろに車がいて荷下ろしか何かをしていた所。
「後ろに車を下げるから、待って」という意味だったんですが、教えてもらって良かった。脳がバグってると事故になりかねません。運転に集中しないと。

だいたいこっちの駐車場は頭からINが多いので出す時は苦労したりします。ソロソロと車を出したらグルりと回って、作業員のオバサマに手を振り、いよいよゲートに。

正直、YouTubeで予習していて正解だったのがココから。車をゲート前に止めるとブースからオジサンが出てきます。こちらから挨拶すると、オジサマから「ゴールドカイイン?」と聞かれるので、日本の免許、国外免許などを渡します(会員証は提示したけど、不要でした)。

運転席のドアを開けられて、ドアのリムにあるバーコードを読み取られて、ブースで手続き。ガソリンが満タンである事も確認してもらって、レンタル・アグリーメントを貰ったら手続き終了なんです。予約内容さえちゃんと決めてあれば(ていうかこの場で保険がどうのこうのって遣り取りはもう無いんですね)車を借りてGOって仕組み。いや〜5年経つとホント変わるわ。

慣れない左ハンドルですから、ソロリソロリと車を進めて、いよいよ外に向かう車路に。反時計回りのループを降りて行くと、いよいよ空港周辺の道路へ。Nimitzを使い、ワイキキ方面に行きたいので、左から2番目の道に。車線がクロスしているので、周りに注意して合流です。


Hank’s and ココロミ
2023.9.17 11:30 ~ 14:00

Nimitz通りを東へ、ワイキキ方面へ向かいます。
5年振りの左ハンドル+右側通行、初日さえクリアすれば慣れてしまうはず。
でも油断は禁物ですから慎重に。

ハワイに来ると、初日はまず「ロミロミ」マッサージを受ける事に。エコノミーの座席で凝り固まった体をほぐすのと時差ぼけ解消にもってこいの施術です。このためにフライトの時間を2時間早めましたが、正解でした。レンタカー出庫に思ったより時間を使っています。予約時間は13時にしているので、それまで軽く何かを食べておきたいところ。

悩んでいる時間も無いので5年前にも来た、カカオコの【SALT】というビルへ。スーツケースもあるので店前のパーキングロットが良いのですが、場所を確保できないので、トランクにチェーンワイヤーでスーツケースを固定してあります。明るい場所を選んで車を置きました。天気は抜群なんですが風がもの凄い強いです。Insta360 One RSもボウボウとマイクの音が割れます。

1階に降りて目的のホットドッグ屋へ。SALTには色々なお店も入っていて、随分人気のスポットになっているみたい。人出もそれなりにあります。ある意味、人出があるエリアの方が安心とも言えます(カカオコは通り1本で倉庫街になるので、そんなに安全なエリアではないのです)。11時を過ぎているのでお店は開いていました。物価高の中、ドッグの値段もそれほど変わっていない様子。ドリンクと合わせて注文します。テキトーな英語ならまだなんとか注文できるレベルですw。店内にカウンターと椅子があったのが無くなって外にパラソルとイートイン・コーナーができていました。

出来上がったドッグをもって外のパラソルエリアへ。パラソルが真っ赤なので色被りしちゃって変な色の写真に。ハトが寄ってくるので注意。到着日の昼には丁度良い軽さ。ササっと腹ごしらえを完了します。
それにして手を洗う場所が無いですね。トイレも鍵が掛かっています。看板を見て近くのお店で店員に尋ねると暗証番号を教えてくれます。数字が覚えられないなら写真撮っても良いと言われました。身支度を済ませたら、まだ時間があるので、2階のエリアへ。

オールドカメラなどを扱っているカメラ屋さんもあったりします。
実は狙っていたTシャツがあったんですが、サイズが合わず残念。店員のにーちゃんと暫く使ってなかった英語で会話してみます。ショーケースの中にはフィルム時代のOM-1が飾ってあったりしました。
「自分の爺さんが使っていたのがOM-10だから、今自分はOLYMPUSを使ってるんだ」(OMSになったけど最後の「OLYMPUS」銘になったOM-1を首から下げて)と説明。
「おう、OM-1使ってるんじゃないか、ナイスだな」みたいな会話に。
にーちゃんの写真も撮らせてもらって、お店を後に。
(それにしてもにーちゃんの着てたクレージーTシャツ久々に見たぞ)

今回の旅では、できるだけ「声を掛けて」人物のスナップを撮りたい、
というのが自分の課題。とりあえず1枚ゲットだぜ。

そろそろ移動時間もあるので、駐車場に戻り、アラモアナに向かいます。


ロミロミ店は、アラモアナにあります。
【ココロミ アラモアナ店】
ワイキキエリアにもあるのですが、アラモアナ店は4月にできたばかりとの事。夫婦2名で施術できる部屋もあるし、マイナーな方が混まないと思ってチョイス。お店へのメール連絡のレスも早くて、時間調整もいろいろ相談に乗って頂けました。駐車場の入り口は、事前にヒヤリングしています。Googleマップに少し翻弄されたんですが、無事駐車場の入り口へ。

スーツケースをガラガラ引いてお店へ。受付を済ませて、外にあるトイレを済ませると、カミさんと施術室へ。ロミロミ60分コース。円安でちょっと高い出費ではありますが、兎に角、この1時間が、この後の行動に効くんです。軽くなった体で、車に乗り込み、いよいよカイルア方面へ向かいます。








Arrive@Lanikai
2024.9.17 15:10

カイルア・ラニカイ方面に向かうのですが、3つのルートがあります。1つはH1からH3でフリーウェイで向かうコース。2つめはパリ・ハイウェイ(61号)を使って、一直線に山越えするコース(リケリケ・ハイウェイ(63号もあるけど))、そして東海岸をぐるっと回るコースです。

4年前にダメだったパリ・ハイウエイが通れそう。こちらをチョイスして最短距離で向かうことに。途中スコールが降るのは雨が多いパリ地区の特徴。トンネルを抜けるとカイルアの青い海が見えて来ます。カイルアの街に入ってきました。本来ならタウンの入り口を右折してビーチ方面へ・・・なのですが、実はカイルアビーチへ向かう道路が閉鎖中です。

Kailua RD.が工事中ってカイルア&ラニカイ地区に行くなって言ってる様なモノです。事前に調べてて愕然としました。数日前にも事件があったみたいで状況が分かりません(後でカイルア地区からこっちには来れるという事が判明。片側が閉鎖みたいです)カイルア中心地区を抜けて、突き当たりのS.Kalaheo Ave.まで直進。そして右折して真っ直ぐカイルア・ビーチパーク方面へ。カラパワイ・マーケットの緑のお店が見えて来ますと、サークル状の道の横を通ってカイルア・ビーチ沿いの道へ。後はラニカイ方面に向かう形。

懐かしのラニカイ地区に入ってきました。事前に聞いていた案内に従いAalapapa Dr. を進みます。この地区はグルっと回る一方通行地区なので行き過ぎると戻るのが面倒。目を凝らして看板をチェック。斜めに向かうMokolea Dr.を発見。B&Bはすぐソコです(準備編でも書きましたが、今回は宿名は伏せておきます。写真とここまでの住所で、検索すれば分かるでしょう)

アーリチェックインもできないと言われた(融通の利かない)宿にほぼ15時に到着しました。これなら文句ないでしょうw Googleストリートで確認した宿泊者駐車場も現地に来たら分かりました。まだ他のお客がいないので大きなフルサイズボディを尻から入れました。

宿の入り口には、我々の名前に入ったプレートが。いよいよお部屋へ。


Greetings
2024.9.17 16:00

部屋に入ったら一通りチェック。

B&Bとなっているので名前の通りなら朝食付きなんですが、ここはハワイ。1食分(ウチらには数日分)のパンなどが用意はされているという宿形式。冷蔵庫にはちょっとクセのあるヨーグルトとかドリンク類が。中にはオレンジジュースと思って飲んだらアルコールだったってやつも(数日後判明)。
それにしてもパンがねえな。と探しまくるのですが、見つからず。これ買うしかないのか?机の上にはクッキーとかベッドサイドにチョコとか所謂キャンディー系が。


簡単なキッチンもあるのですが料理はしないでしょう。コーヒーを入れる位かな。電子レンジもあるので開けて見ると、そこに皿にラップが掛けられたパンが入ってました。なんで?

一通りチェックしたので、母屋3階にあるオーナーへ挨拶に。呼び鈴を押すと、予想通りお金持ちのおばあさまです。それにしてもこの世代の英語、分かりにくい。Welcomeな雰囲気は良いのですが、まず驚くその注意事項が・・・。

「アリが出るから食べ物は絶対その辺におかないで」とな。

いやいや貴方が、ベッドサイドにおいているのはなんですの?というツッコみをしたい気持ちを抑えて、まずは素直に話を聞きます。道理でパンがあんな形で厳重にしまってあった訳です。

ランドリー(洗濯機)があると聞いていましたので、それも質問すると、1階オーナー駐車場(ベンツの古いスポーツ2シータがある)の裏手に、鍵の掛かった納戸があります。

「この鍵は壊れているから、絶対(南京錠)を掛けちゃだめよ」ってゑ?


奥に入って照明のスイッチを入れると、アメリカTVドラマに出てくる様な納戸。雑多にモノがおいてあります。その奥に、乾燥機と洗濯機が。



「この辺は錆びちゃうから、終わったら、必ずカバーを掛けること」
いやそのナイロンみたいなカバーでサビは防げないっしょ?

「それと古い洗濯機だから、優しく扱ってね。スイッチが壊れたら◎◎ドルを請求することになるわ」って怖いことをサラリと言います。え?何ドル?

「使うのは自由だけど、電気代も水道代も高くなってるから、気持ちでいいけどチップを置いていって欲しいの」て、宿泊代払いましたよ?!

いや〜怖いこわい。これならコインランドリーの方がいいんじゃないか?
恐ろしい説明を聞いたので、たぶん引き攣った笑顔だったと思います。

カミさんとため息交じりで自分たちの部屋へ。
メールの文脈から予想した人となりは、だいたい合ってました。
しかし、オカネニ、ウ・ル・サ・イ!!ヽ(`Д´)ノ

お金持ちはケチとよく言いますけど、いやはや分かりません。
物価高騰で厳しいとは思うのですが、どうなのでしょうね。

気分を変えるために、夕食をゲットしにカイルアタウンに向かいます。


(つづく)