個人出口を出たら、スーツケースを引きずってタクシー乗り場の方へ。
いつも忘れちゃうんだけど、エアポート内のシャトルって乗り場が良くわからない。
タクシー乗り場を過ぎて、すこしいったところに一応看板があるので
その辺に待っていると、向こうからBudgetのシャトルが来る。
手を挙げて止めたら、オフィスへいく旨を伝えて、乗り込む。
ああ〜相変わらず、エアコンガンガン効いてるなぁ。

レンタカーオフィスの並ぶ駐車場に到着。バスを降りたらBudgetカウンターだ。

さすがにお盆のためか、日本人利用者も多い。本土から来たようなお客さんも結構いる。
予約確認証を提示して、日本の免許+国際免許証を提出。予約時のクレジットカードも
忘れない。今日の担当は、Berlinさん。
「宿泊先は?」
「Manu Mele B&B, Kailluaです。」
「インシュランス(保険)は?」
「ESPは不要なので、それ以外はフルカバーにしてください。」
「返却時、ガソリンをこちらで満タンにすると、安上がりだけどどうする?」
ガソリンも結構値段が上がってるって聞いているけど、やっぱり自分で入れたほうが
いいかな?入れてもらうって手数料とるじゃないの・・・?
「あ〜自分で入れるからいいです。」
「それじゃ、車を用意するから少し待ってて」

ベンチで少し待っていると、向こうで6人組の日本人がなにやらやっている。
「6人なんだけど、5人しかのれないから、ミニバンとかに代えられない?」
とかカウンターで聞いている。そりゃ、6人でセダン予約する方が悪いんじゃない?
ムゲに断られて、車のところに戻っていったけど、どうすんだろう。

2分ほど待ってると呼ばれる。
「車は、No23よ。」
「どの辺に置いてあるの?」
「すぐ後ろよ。」振り返るとカウンターの一番前の列にNo23はありました。
Berlinさんにお礼を言ってカウンターを離れた。

「車、そこにあるやつだって。」
「え、そうなんだ。」荷物を遠くまで引きずることなく、レンタカーへ。
これから1週間の相棒は、シボレー・マリブ号だ。

これから世話になるよ、マリブ号
そういや、去年は、鍵穴が壊れてて、返却時に面倒があったけ・・・ということで
鍵穴をチェックしようと車をぐるりと回り込むと、あれ、鍵穴がない!?
手元のキーをよく見ると、なんだ、キーレスエントリーになってるじゃん。
レンタカーも年々少しだけど向上してるのであります。
トランクだけは、鍵穴があるけど、こっちもキーレスでオープン。
スーツケースをよっこらしょっと詰め込んで、車に乗り込む。
ウィンカーとワイパーを確認して(逆なんでよく間違える)、バックミラーも調整。
さてと、カイルアに向かいますか。エンジン始動。あっ常にライトオンになるんだ。

空港をぐるりとまわって、H1に乗り西に。H3の合流はトリッキーだから注意して
なんとかカネオヘ方面に。ふ〜。初日は結構、神経使うんだよね。

トンネルを抜けると、眼下にカネオヘ湾が一望できるH3のロケーションは
すばらしい。カイルア方面に下って行くと、右手に湿地帯、カイルアの街が見える。
しばらく走ると、今度は左手にカネオヘ湾。

カネオヘ湾

向こうには、チャイナマンズハットも見えました
EXITを降りて、AIKAHIのSAFEWAYの前を過ぎたら、もうキャロルのところだ。
駐車場に2台も車が止まっていたので、なんとか空いているスペースに車を滑り込ませて
ManuMeleに到着〜。
トランクから荷物を降ろしていると、他のお客さんが玄関から出てきて、挨拶して
通りに向かっていった。彼らの後ろにキャロルの姿が。
腕をバンザイみたいに上げて、「Welcome Back!!」とこっちに向かってきた。
「Nice to see you, again!」カミさんも早速ハグしにキャロルに飛び込んでいく。
「Long time no see!!」自分も挨拶しながら、ハグ。
やっぱりホームステイみたいだな、ここ。

「明日になれば、部屋が空くから、車も置きやすくなるわよ。
 荷物を降ろしてはやくいらっしゃい。」
トランクからスーツケースを出して、キャロルに続く。
「これみて。新しい滝をつくったのよ。これは、フェイク(偽物)のロック。」
ニコニコしながら、新しい滝を自慢するキャロル。相変わらず明るい。
庭のすみにリニューアルで造られた滝が。
「これって、自分で造ったの?」去年の庭師ぶりから、いちおう聞いてみた。
「それは、ムリよ〜。」やっぱりそうか。

さっそく部屋に案内。
「最初の2日間はこっちね。残り4日間はハイビスカス・ルームよ。」
きちんと予約通りだ。
「カギの掛け方覚えてる?」
「ええ、覚えてると思うよ。」
「カギは、部屋の机の上に置いてあるわ。」
「じゃ、さっそくTC(トラベラーズチェック)を用意するね。」
「慌てなくていいわよ、あたしもまだ居るし。」2回目は楽だよね。
「水飲みたくない?」そういえば、ノド乾いたな。
「ええ、もちろん。」ペットボトルを1本持ってきてくれた。脱水に注意だ。
キャロルが事務所に戻ったら、軽く荷物をほどく。

最初の2日は、Pikake Room
少し落ち着いたら、宿泊料金のTCを持ってキャロルのところへ。
支払いが済んだら、成田で買ってきたおみやげを渡す。
「ちょっとしたプレゼントだけど、はい。」
「何かしら、お箸かな?」細長い包装紙だったので、そう想像したらしい。
「ん〜ちょっと違うな。」渡した包みから扇子を取り出した。
「Small Fanね。」
「そうです。京都っぽい柄でしょ。」
「わ〜、うれしいわ〜。」
So sweetとか言いながら、わざわざ事務机の向こうからまわってきて、
「ハグしましょう」と来てくれた。再びカミさんと交互にハグ。喜んでくれたみたい。

きょうは、ロミロミに行く予定を話した後、一度部屋に。支度をしたら出発だ。
車で再びH3へ。カイルアからトンネルを抜けたら、78号線へ。
あれ、道路標識が“H201”とかになってるけど、変わった?
途中からH1に合流したら、ホノルルに入ってきた。

EXIT22から去年に様に、WARD AVE.に入り南下。ALA MOANA BLVDにぶつかったら
ホノルル方面でなく、ダウンタウン方向へ。SOUTHに入って数ブロック走ったら
あっ、見つけた、カマカ工場。

木で看板が隠れてわかりにくい、カマカ工場。
初めてなので、おそるおそる正面ドアを開けて中へ。
壁にウクレレがずらりと並んでます。
カマカ工場では、月に数回ウクレレの種類によって、ファクトリー・セコンドという
いわゆるアウトレットが出ることもあると、ネットでチェックしていたんだけど
値段が書かれたボードしかなく、ウクレレ完成日とかは全く記載なし。
お店できょろきょろしていると、ちょっと愛想のないお兄ちゃんが来たので聞いてみる。
「ファクトリーセコンドが時々あるって聞いてきたんだけど。」
「ないよ。すべての商品は店舗に卸しちゃっているから、ストックもないよ。」
「そうなんだ。」
「もし、オーダーするなら、2〜3週間かかるから、完成してから発送ってことも
 できるよ。」
「そうですか。OK、ありがとう。」撮影させてもらって、お店を後にした。

まだ時間もあるので、とりあえず、アラモアナ・センターのUKULELE HOUSEに寄り道。
お店に入ると、す〜と店員が近づいてくる。
「何カ探シテルノアリマスカ?」ちょっとたどたどしい日本語だ。
「カマカはムリとしても、コアロハかG-stringくらいのものを探してます。」
「コレナンカGSよ。$510ネ。コッチは$700ダケド、日本ナラ21万円ヨ」
なんだか胡散臭いなぁ。21万はないだろう〜!?
「コッチはロン・ヤスダ。彼ハ耳ガ聞コエナイカラ、振動デ確認シテ作ッテルネ」
だいたい、相場は$500〜700か。ちょっと高いね。カマカ買える値段だよ。
ここでは決められないので、とりあえず店を後にした。

ちょっと小腹も空いたので、何かないかとワードを散策。
MOCHA JAVA CAFEでサンドイッチを2人でシェア。
食事が済んだら、そろそろ時間だ。
ロミロミをやってもらうセンチェリー・センターを目指す。
ここって意外とアラモアナ方面から車で行くと、入るのが難しいのね。
KAPIOLANI BLVDからKALAKAUAで左折ができなかったので、そのまま東に進んで
Uターン。同じ道を戻ってきたのに、また間違えてKAPIOLANI方面に戻っちゃった。
あっ何してんだ。ボ〜としてるぞ。

ぐるっとダイエーをまわって、また東に向かって、今度はセンチェリー・センター前に
やっと出たので、そのまま左折して、ビルの駐車場へ。
「Aroma at Homeにいくんだけど。」
「?」駐車場の係りの反応が鈍いぞ。
「Free parkingの許可証はないの?」
「もう許可証はないから、お店でバレットチケットをもらってきて。」
 そうなんだ、しかたないか。駐車券をもらって、駐車場へ。

一度、駐車場エレベーターで1階へ降りてから、一般用のエレベーターに乗り換えて
10階へ。1005号室。あ、ここだ。
Aroma at Homeにおじゃますると、1年ぶりのマサコさんが笑顔で出迎えてくれた。
「いらっしゃい〜。ホームページを見てたら、ウクレレ買うって書いてあるから
 彼女にウクレレ弾いてみてって、丁度話していたところなの〜。」
 ドアに入ると同時に、わぁ〜と話しかけてくるマサコさん。
 彼女というのは、もう1人ロミロミをやってくれる、スズコさん。
 スズコさんは、ウクレレも練習してるというので、今日の担当に。
 
「ウクレレ始めたばかりなんだけど、買うならハワイでいいのないかなって。」
「何を欲しいの?」とスズコさん。
「さっきカマカの工場に寄ってきたけど、ムリみたいなんで、コアロハとか
 G-stringなんかを欲しいとおもってるんだけど・・・。」と自分。
「それじゃ、『ぷあぷあ』で。」スズコさんがウクレレショップの名前を出す。
「じゃ『ぷあぷあ』の店員を紹介してあげてよ〜」とマサコさん。
 なんだかウクレレ談義になってるぞ。

「『ぷあぷあ』ならトシさんていう方が一番知ってて、他にもたくさんスタッフが
 いるんだけど、たぶんケンさんとか私のこと良く知らないかも〜」
「その、トシさんに先週メールしてましたよ。『ぷあぷあ』に問い合わせメールしたら
 トシさんが返事くれました。」なんたる奇遇。
「『ぷあぷあ』ってディスカウントしてもらえないの〜」とマサコさんもつっこむ。
「トシさんは、今週日本に行ってるらしくて、今日か明日に帰ってくるらしいの。」
 そうか〜トシさん今日はいないのか〜。
 ロミロミ前にカミさんがトイレに入る。ロミロミを受けると循環が良くなるから
 先にトイレに入るように奨められるのだ。

 カミさんがいない間に、話しはJake Shimabukuroの弟、Bruceの話題に。
「Hawaii Expressって番組でレギュラーになるみたいですよ〜。」と情報提供。
「え、それってどこのチャンネル?みてみたいなぁ。」マサコさんも興味がある様子。
「たぶん、スカパー!っていう衛星放送なんだと思うけど。たまたまローカルの
 チャンネルでやってたのを見たんだけど・・。」
「Bruce は、ホント普段あることを例えにして教えてくれるんですごく
 わかりやすいの。」とスズコさん。プライベートでも会ったことがあるみたい。
「や、金曜に『ぷあぷあ』でレッスンがあるって聞いたから、どうしようかと
 思ってたんです。」
「えっ、そうなの。金曜のスケジュールどうなってる??」とロミロミのスケジュール
 を確認するマサコさん。行く気なのか?!
「なんとかなりそうね・・・。なんとかしちゃうわ。」とマサコさん。決断したらしい。
そこへ、ほへ〜とカミさんが出てくる。
「いっしょにいくよね、ウクレレ・レッスン!行こう!」とマサコさんにいきなり
言われてキョトンとしているカミさん。
「はぁ、はい〜。」カミさんも訳が分からず了承。
「じゃ、予約はスズコがしてね。わ〜たのしみ〜」マサコさんが一番盛り上がってる?
そんなこんなで、ロミロミやる前に、ウクレレ・レッスンへ行くことになりました。

自分もトイレを済ませると、ロミロミを開始。
カミさんはマサコさんと奥へ。自分の担当はスズコさん。
去年と同じ手前のパーティションの中だ。
ヒマラヤで削り出したという、岩塩からできたソルト・クリスタル・ランプが灯って
いる。マイナス・イオンを放出しているらしい。
まずはフットバスで足から血行をよくする。
ブクブクやってもらっている間に、ロミロミにつかうオイルを選択。
去年の3種類から4種類に選べるのが増えたようだ。自分はリフレッシュ(ミント系?)
を選択。カミさんは、女性に良いというのを選んだみたいだ。
フットバスを終えると、パンツ1丁になって、シーツの間に。
首から肩、左腕〜左背中、右腕〜右背中とオイルを使って揉みほぐしてもらう。
指や手のひらはもちろん、二の腕まで用いて擦り込むように指圧していく。
強すぎず、弱すぎない強さで『もうちっとやって〜』というくらいの長さで一つの
部位を揉み進めていく。
肩は結構ゴリゴリしているところもあり、入念にして頂く。
上半身の後は、脚へ。大腿部〜ふくらはぎ、足首、足裏・・・。
表側にまわって、脚の三里も気持イイ。頭の頭皮も刺激。
最後に鎖骨の上をオイルで指圧して終了。90分間お疲れさまでした。

同じテンポで進んでいるためか、隣りのカミさんも終了。
「なんだか楽になりました〜」カミさんのコメントが聞こえる。
「あ〜俺、もう何もしたくないや〜」このままシャワー浴びて寝たいや。
紅茶を頂き、しばしホヘ〜となる。
ウクレレレッスン日はどうするということになり、集合は金曜のPM12:50に
『ぷあぷあ』の前に決定。レッスンは1時からだから早めに行っておいてもいいな。
「どうしても欲しいウクレレがあったらキープしておくってできるとは思うけど。」
とスズコさん。「でも今週トシさんいないみたいだしなぁ。」
「値引きの話し、して上げなさいよ。」マサコさん、また言ってる。

旅行記用に数枚写真も撮らせて頂く。
「結構MOTOさんところを見たって来てくれるお客さんいるのよ。」
「へ〜そうなんですか?詩子さんや詩子さんの掲示板を見て、行くっていう人は
 いたみたいだけど・・。」
「サイトは見てるけど、掲示板に書いたりしない人って多いみたいよ。」
そうか〜ROMだけの方も結構いたりするんだなぁ。

支払いを済ませると、話しはウチが住んでいる東京エリアのことに。
「そうそう、ピーコロ・ランドに行ったことがあるよ。」とマサコさん。
なんじゃそりゃ?・・・サンリオ・ピューロ・ランドの事だろうか・・・。
「ピューロ・ランドぢゃないの?それって?」突っ込んでみる。
「あ〜そうそう、そんな名前(爆)。」キティちゃんも形無しだ。

のんびりしてたら、次のお客さんが訪れたみたいだ。
「あっ次のお客さんきちゃいますね。そろそろ。」
支払いも済ませたし、紅茶も飲んで落ち着いたし、行くか。
「でも、2人の場合は、時間を前後に長めにとっておいたから大丈夫よ。」
最初から、話しが盛り上がるのを予想してたみたい。お気遣い感謝です。
「これっ、おみやげ。ウチも紹介してもらってるし〜」小さな缶を頂く。
「ホテルとか部屋の匂いって気にならない?」
「けっこう気になるかな〜。」缶を受け取るカミさん。
「開けると、ロウソクになってるから、つけるとアロマがでるのこれ。」
「それじゃ、金曜にね〜」
「はい、予約お願いしますね〜」
駐車場のバレット・チケットをもらったら、お店を後に。
センチェリー・センターを出ると、パシフィック・ビーチ・ホテルへ。
もちろん、ウクレレチェック、『ぷあぷあ』だ。
「先週、トシさんとメールで問い合わせていた者なんですが、トシさんは?」
ぷあぷあの店員さんは、皆日本語が通じるので、細かいところまで聞けそうだ。
残念ながら、やっぱりトシさんはご不在とのこと。
「カマカはムリだと聞いていますが、コアロハかG-stringのスタンダードがあれば
 いいんですけど。」候補のメーカーとサイズを伝える。
 担当してくれたのは、ゆうさんだ。
「コアロハのスタンダードなら1本在庫がありますよ。」
$380くらいで、値段も手頃だ。
「G-stringなら、スタンダードがこれ。」こちらは$480くらい。
この2本か・・。ロングネック(スタンダードのボディにネックがコンサート・
タイプくらいあるもの)はどうなんだろう?聞いてみる。
「G-stringのロングネックなら、2本。これとこれ。」値段はすこし高いくらい。
お店のテーブルに並べてもらう。どうなんだろう。まだ習い始めてわずかだし、
どう比べていいかわからん。
「できたら、弾いてもらって比べてみたいんですけど。」
自分が弾いてもうまくないし、音はホールから手前に出て行くので
自分が弾いてもどんな音がでているのか、案外わからないのだー。
ゆうさんが、1本1本手に取り、かる〜くフレーズを弾いてくれる。
あ〜こんな風に弾けるようになりたい・・・。
「コアロハのスタンダードは12フィレット(指を押さえる指板が12区切)しか
 ないですから。ソロ(メロディライン)を弾くなら、フィレット数が多い方が
 お勧めですね。」
いわゆるハイポジションのコードを押さえる場合、ロングネックやフレット数が多いほう
が音を出すには良いらしい。G-stringはスタンダードでも、17フィレットある。
コアロハならロングネックでないと、ということか。

しかし音色って、違うんだなぁ。
コアロハは、いかにもハワイの楽器っぽい、コロコロとした乾いた大きな音が魅力的。
一方、G-stringは、メロディラインを弾くなら、いかにも繊細な音がでる印象。
おまけに、同じG-stringでも、スタンダードとロングネックの音も違うし、しかも
2本在庫のロングネックでさえ、同じ種類なのに微妙に鳴りが違うのだ〜。
「や〜迷うなぁ。こまったな。」
実は、お金さえあれば、コアロハとG-stringを両方買いたいくらいだ。
「コアロハって音が大きいですね。」
「そうですね。音がでるんで、フラとかの伴奏なんかにむいてますよ。
 G-stringはもうすこし細かい感じです。」・・・やはりそうか。

「コアロハは、職人が何人か工程に分かれて作業しますので、だいたい品質は
 一定なんですが、G-stringは1人の職人が最初から最後まで工程をみるんです。
 ボディの中にイニシャルが入ってるのですが、『NL』って入ってますよね。
 この『NL』は、こちらのロングネックを作ったテクニシャンより、熟練度が高い
 人です。」
そうなんだ〜。ボディの中に作者のイニシャル。なかなか粋だなぁ。
他の要素としては、ボディのコアの模様か。
ロングネックの方が、スタンダードよりも木目が綺麗なのだ。

コアロハ:大きなコロコロとした音が印象。しかし12フィレット。
G-stringロングネックA:細かい音だが、ややBより低い音。木目きれい。
G-stringロングネックB:Aよりは、音がやや高めだが、それでもちょっとこもり感。
G-stringスタンダード:ロングネックよりも音がクリアで繊細。しかしボディ下部に
           2つのポイントみたいな木の節あり。

「こっちの方は、木のふしは全然気にしませんよ。」そうか、そうだよね。
総合的に、G-stringスタンダードに決定。結局1時間くらい悩みました。
ハードケースは、アロハストリートクーポンで半額。後は交換の弦もゲット。
ほぼ予算内の$500に納まりました。

「アロマアットホームの方がトシさんのお知りあいとかで、いっしょにブルースの
 レッスンにまた来ます。」カードで支払いを済ませると、ゆうさんに名前を再度
尋ねられた。トシさんにも報告するのだろうか・・。
「ウクレレはその辺に、飾っておいてもいいですし、パッと演奏して、飽きたら
 放っておいてもいいですから。」とゆうさん。
ホントの(1000円じゃない)ウクレレをゲットできた。
The Technician's name is Nazareth Lopez. He has been with GString for about 1 1/2 years and is a very good builder. The numbers represent the count, and date of manufacture, the warranty card will give us the date of purchase, size, type and location of sale when coupled with the serial number inside. I hope you enjoy your ukulele and thank you again for supporting GString Ukuleles!
Derek
G-stringにウクレレのバックグランドについて聞いてみました。
オーナーDerek氏からの返事です。

ウクレレケースを手に、ライブへ行く演奏家気分(爆)で、パシフィックビーチを出る。
TVでも紹介されたプレートランチをゲットしたいと思い、カヘカのダイエーへ。
強烈な夕方の日差しが駐車場でまぶしい。
ワゴンは、ダイエー前の駐車場に来ているというのだが、その姿は無し(泣)。
スーパー前のファーストフードの匂いも食欲をそそるが、目的のプレート・ランチが
無いならと、ダイエーを後にした。・・・残念。
ロミロミを受けたとは言え、さすがに初日。だいぶ体もしんどくなってくる。
というわけで、カイルアへ戻ることに。すでにH1も渋滞が始まっている。
強烈な西日に向かい、H3を目指す。

渋滞を抜けて、H3に合流すると、パラパラとシャワーが。
西日を受けた雲の間に、虹がかかっていた。
トンネルを抜けたら、カネオヘのモールが近いんじゃないか?と判断して
カメハメハHwyで降りてみる。しかし、下調べしていないモールは見つからず
結局ちょっと道を迷うことに。野生の感を頼りに向かった道は、B&Bの近くの
セーフウェイに続く道だったのでした。あ〜こっちに戻ってきてしまった・・・。
なんだかんだで、セーフウェイに着いた頃には、サンセットも終わって
薄暗くなってしまってました。やれやれ〜なんか疲れた。
「カイルアに行って食事するのもあれだし、なんか買ってちゃう?」
「そうだね。私も疲れた〜。でもなんかあるかな?」
「やはりアメリカだから、冷凍食品なら
たくさんあるだろ〜。」
初日からショボい食事になっちゃうけど、レストランにいく気力はもうない。

店内の大きな冷凍庫には、それは沢山の冷凍食品。
怪しいものも多いけど、パッケージの写真でパスタを選択。どうなんだろう?
カミさんも同じようなメーカーのパスタを選ぶ。
ビールは、去年不評だったギネスをやめて、外国ビールでは自分が結構好きな
ハイネケンをゲット。ライオン・24カラット(100%コナ)もたぶん沢山
買って帰るので、とりあえず1袋を確保。買い出しを終え、B&Bへ。
パッケージの説明を解読して、部屋に備え付けの電子レンジへ。
つまみかおかずか分からないけど、プリングルスのチップスも。
「ん〜旨くも無いけど、まずくもないかな。ま、なんとかOK」
「このプリングルズ、味が日本と違うね。」とカミさん。パスタはコメントなし。
「ん?同じサワークリーム&オニオンだけど、味付け違うんだなぁ。」
ハイネケンを飲みながら、初日のささやかディナーが終了。
明日は、カネオヘのモール見つけてやるぞ〜と誓いながら、カイルアの夜は
更けていくのでした・・・。

G-string STANDARD Ukulele