8月15日(月)
今日から、ハワイです。
マンションから見える道路もお盆ということでそこそこ混んでいるみたい。
JHサイトでも、首都高速の渋滞をチェック。
最初は、運転しなくて良いバスも考えたんだけど、帰りのフライトが遅い便と
いうこともあって、今回は成田まで車でいくことに。
バスが出発するくらいの時間に出れば、車でも問題ないと判断し、2時半に自宅を出た。

首都高速に入るころから、いつもの渋滞。しかし湾岸に入れば、流れはスムース。
今回車を預ける、J-PARKINGは、以前成田に車を預けたUSA-PARKINGの姉妹店。
成田インターを降りてすぐのロケーション。意外と早くて2時間くらいで着いちゃった。
これってスピード出し過ぎ?

駐車場について、荷物を降ろしている間に、カミさんが手続き。
そうこうしているうちに、もう送迎バスがそこに来ている。
「カギは差したままで、良し・・。ん、忘れ物ないよな?ETCカードは?」
「抜いて、お財布に入れたよ。」
「手続きはOK?」
「帰ってきたら、電話連絡をくださいだって」
「じゃ、バスにのるぞっ」


J-PARKINGに車を置いて、しばしのお別れ
バスの中でパスポートチェックを受けたら、もう成田空港。
ちょっと早いかなと思うくらいの4時半に到着。あれウチから2時間掛かってないぞ。
カミさんに荷物を見ていてもらいながら、トイレ&チェックカウンターを視察。
それにしても何でこんなに混んでるの?<お盆だからじゃ〜

ノースのエコノミー・カウンターはすごい行列。
セキュリティ・チェックがある入口から出国審査ゲート入口の方を過ぎて、
さらに向こうの方まで反時計まわりに300mくらいある勢い。
これは1時間くらい待つか・・・。とにかく並ばなきゃ。

色がついているのが行列。向こうの左まで続きます
行列に並んでいる人も、日本人だけじゃない。国際色豊かな感じだけど
でっかい台車に荷物をいっぱい載っけて、人にぶつかっても何も言わないのは
他国の人でもいただけない〜。ため息をつきながら並ぶこと30分以上、ようやく
セキュリティチェックが見えてきた。
隣りの空いている行列は、ビジネスクラスの列か〜。
「あ〜、スーツケースだけど、フラジャイルにしておく〜?」
カミさんが提案。そうか、壊れ物扱いに一応しておくか。すっかり忘れてたっけ。
「そうだな。良く覚えてたなぁ。それにしてもお盆はやっぱ混むよね。」

新たに導入された様子のPCでのセキュリティ?
入口付近では、新たに導入されたみたいな(昨年はみてないぞ)、PCをつかった
セキュリティ・チェック?が行われていて、皆パスポートを読み込ませている。

いよいよウチの順番というときに、オフィサーのおじさんに声を掛ける。
「オンライン・チェック・インをしてきたんですけど・・・。」
「それなら、ビジネスクラスの列で良かったんですよ」・・・がーん
「え〜〜〜そうなんですか?そんなのどこにも書いてないですよぅ。」
「ネットでチェックインしたときに、表示でませんでしたか?」
そんなの出てないちゅうねん。(でも書いてあったかな?)
「や〜全く。」目が点状態。
「そうですか、それではこちらへ。」なんだ〜並ばなくてよかったじゃん。

おじさんオフィサーに誘導されて、すこし逆行する形で、ビジネスの列に横入り。
すぐにセキュリティ・チェックのX線にスーツケースを通す。
スーツケースがでたら、もう"Security Inspected"のシールが貼られた。
「へ、今年はスーツケース開けなくてよかったよ。」
「並ばなくてよかったんだ。で、どっちに行けばいいのかな?」
「聞いてみるか・・・。」
向こうのカウンター列のおねえさんにかまわず声を掛ける。
だってなんの表示も無いのよね、ノースって。
「オンライン・チェック・インをしてきた人はどっちへ??」
「右の1番です〜」やっぱ聞かないとわかんないよね。

「オンライン・チェック・インをしてきたんですけど・・・」といいつつ書類を提示。
「荷物はお預けになりますか?」
「2つです。フラジャイルにしてください。」あんまり期待できないけどね。
「何か壊れ物か入ってますか?」
「化粧品の瓶とかです。」と横からカミさん。
「壊れても保証できませんが、かまいませんか?」
「OKです。」それならフラジャイルの意味ないじゃん?!シールだけかやっぱ。
バゲッジクレイム・タグの裏にサインさせられて、おしまい。
「席も一応予約してきているんですが、EXITシートは空いてますか?」
いままで、ずっとトライしてきたけど、今だに座ったことがない非常出口。
「それではお調べします。」
ちょっと待ってると、パスをプリントアウトしてこちらに渡そうとするので
「あと、EXITシートはぁ・・・?」
「あ・そうでしたね。・・・・」忘れないでよ〜(泣)
「・・・51列でしたら用意できます。窓際と通路側はどちらになさいます?」
「ん〜窓際かなぁ」とカミさんと顔を見合わせる。
「窓際の方は、非常口がすこし出ていますので、狭くなっていますけど。」
「じゃ、通路側でお願いします。」意外に親切じゃん。
「何かありますと、乗務員のお手伝いをして頂きますが、構いませんか?」
「ええ、了解です。」お約束の質問だけど、何かあるんですかい?

はじめてEXITシートをゲット!
やっとボーディングパスを確保。や〜飛行機乗ってEXITシートは初めてです。
昔、山下マヌー先生本を読んで、何度も挑戦したけど、叶わなかったシートだ。
感慨深いです、じ〜ん。やっとハワイ・ハード・リピーターの仲間入り?(爆)
ボーディングパスを入手するまで、やっぱり1時間以上掛かっちゃった。ふへ〜。
とりあえず小腹もへったし、レストラン・コートへ。
機内食も出ることだし、軽くサンドイッチでも食べたいのでロイヤルへ。
ロイヤルでお腹を落ち着かせたら、マヌ・メレのオーナー・キャロルへ
おみやげでも買おうかということで、日本ぽいものを探す。
なかなか漢字とか龍柄とかかっこいいTシャツがあって自分が欲しいくらいだけど
ここは我慢。どうしても欲しければ、また成田までドライブするか?(再爆)
結局、キャロルには、日本ぽい柄の扇子を買うことにしました。

京都風の絵が描かれた扇子をキャロルに
ついでに薬局で、耳栓、水を買って、自分は喉がすこし痛いので
用心のためカコナールを飲んで、のど飴も確保。大丈夫かな〜。

7時前には出国審査のため、空港4階のゲートから空港内奥へ。
いつも通りにパスポートとバーディングパスだけ見せて、無事出国完了。
あれ〜また成田改装したの?
今日のゲートは22番だけど、ずいぶん歩かされる。しかもなんだか綺麗になってるし。
22番ゲートは、ぐる〜と回廊になっている円周の一部。円の中心は施設になっている。
4階にエレベーターで上がると、そこはノースのラウンジ。あ、エコノミは入れない。
つまんないので、4階から2階下に降りると、そこには休息所とネットコーナー。

100円いれて、英語→日本語入力と格闘しながら、とりあえず、ネット巡回+カキコ。
10分の制限時間をすぎてネット終了。それにしてもやっぱ使いにくい。
向こうをみると、おっマッサージ機があるじゃん。こっちで仮眠ベッドにころがってる
カミさんを置いて、指圧を受ける。飛行機のシートがこれならいいのに〜。
そんなこんなで時間をつぶしていると、そろそろ搭乗の時間も近づいてきた。
3階の22番ゲート前に戻ると、そこそこの人が集まっている。
「去年よかは、人が少ないかな?」
「去年そんなに混んでた?」
「ほら〜社内旅行みたいなの、いっぱいいたぞ。5月末のGW明けなのにさ〜」
てなことを思い出しながら待っていると、搭乗は7時55分予定とのアナウンス。
窓の外をみると、今日のフライト機がエプロンに横付けされている。
また抜き打ちチェックあるのかなぁ・・・。

定刻になると、いよいよ搭乗開始。ビジネスと後ろの席からスタート。
51番って結構後ろ側だった。番号が呼ばれたら、列へ。
パスを通して、搭乗通路へ。あっ抜き打ちやってら。
でも無事引っかからないでスルー。
「今回も引っかからなかったね。」
「また旅慣れてるオーラでちゃってたかな?」
「旅慣れてる割には、ウロウロしてて落ち着きないよ」とカミさん。俺だけ?
51番B&Cは、ちゃんとEXITシートでした。カウンターでいわれた通り
たしかにA席の前は狭い。うん、通路側で正解。結局A席は人が来なかった。

搭乗が終わると、機体はタキシングして、滑走路へ。滑走路を導く青や緑の
光線が暗い空港を照らしている。

「もし、よろしかったら、もっと良いお席を用意できますよ。」
と日本人スタッフの渡辺さんに声を掛けられた。
「いや、ここをリクエストしたんです。他の席だと狭いので。」
「何かの際には、添乗員の指示に従って、ご協力頂くことになりますが、ご了承
 して頂いていますか?」
「ええ、大丈夫です。」
51番の正面にアテンダントのジャンプシートが用意されている。
渡辺さんは座りながら、隣りに座ったブロンドの添乗員に英語で説明している。
自分たちがここをリクエストして座っていることを言っているみたい。

自分からもブロンドアテンダントに他の席ではとても狭いと説明した。
「ここはとてもノイジーだから、スクリーンの前ならどうかしら。」
「あっちだと、とてもシャイニー(まぶしい)だから・・」
「ここを業務でいったり来たりするから、ごめんなさいね。」
「No Problem〜」結構、気をつかってくれるのね、アテンダントの方々。

8時40分、甲高いエンジンノイズが高まると、一気に加速・・・。
そして、オアフに向け、機体は空へ舞い上がった。

9時20分頃にドリンクサービス開始。
気流が悪いためか、結構機体も揺れる。でもアテンダントはあたりまえの様に
業務をキビキビ遂行していた。そうこうしているうちにミールサービス。
今日は、ポークカレーかチキンの甘酢ソースの選択。やっぱ無難なカレーをチョイス。
食事が終わったら、安眠枕を膨らまして、マスク+耳栓で完全装備。
膨らむとU字型になる安眠枕って、意外とグー。首にフィットしてぐらぐらしない。
EXITシートだから、好きなだけ脚も伸ばせるし、快適〜。

目をつぶっているだけで、何とはなしに考え事なんてしちゃう通勤電車状態。
なかなか眠れないし、でも起きているのか自分でもよく分からない時間が過ぎてゆく。
そうしているうちにもう3時間。すこし窓の外が明るくなってきている。
窓からきれいな朝焼けが見え始めた。

薄いベールのような雲
到着1時間くらい前になると、今度はコンチネンタル・ブレックファーストの
サービス。食欲はあまりないけど、少しこっちの時間にならすためにも食べる。
食事が終わったら、コンタクトを装着・変身!ハワイも直前だ。
入国審査に必要な書類も揺れる機体の中で書いて完了。いいぞ、もう着いても。

現地時間8時30分、オアフ島に無事タッチダウン。ただいま、ハワイ。また来たよ。
ゲートのから見ると、快晴。ん〜いい〜。
エスカレーターを利用する人混みを避け、階段を駆け上がる。
WIKIWIKI BUSに乗る人で乗車口は激込みだ。スムーズ
乗ろうよ〜バスくらい。
なんとかBUSに乗って、イミグレのビルへ。
果たして、そこは長蛇の列。ん〜しかたないか。一番右の列へ並ぶ。
去年みたいに「こっちへ」なんて言ってくれないよな〜。

20分くらい待つとようやく順番が。
「Good Morning!」一応あいさつが基本だし。
「・・・・・・(&無表情)」そう、無視するのね。
「フゥフデスカ?」フゥフって日本語かぁ、ハワイ語かと思ったぜ。
「Yes」
「ナンニチカン?」
「6days」
「ビジネスORバケーション?」
「バケーション」淡々と業務が進む。
おもわずオフィサーに「Smile!!」と言ってやりたくなる。

手続きの後は、去年は受けなかった指紋の採取がある。
指をフィンガー・リーダーの上をスライドさせるのだ。
カミさんが最初に。特に問題なくクリア。
自分の番。なかなか指紋が読みとれない。
「PUSH! and Down! PUSH! ans DDDOOWN!」そんなに怒らんても〜。
なんとか採取成功。この記録ずいぶん残るらしいと聞いたぞ。
ああ〜やっと入国完了。

「なんだよ〜、たのしく仕事できないなら、辞めりゃいいんだよなぁ」
「なんか冷たい感じだよね。PUSH、DOWNって言ってたけど」
「あれって押しつけて、スライドするって意味か??よく分からないけど。
 自分も旅行にいってみたらいいんだよ。」かなりオフィサーの文句を言って
しまったけど、まあ、個室に呼ばれなかっただけ感謝せねば。

バゲッジクレームに進むと、1つのスーツケースは、外に出されていた。
もう1つはターンテーブルにて発見。よかった。
すぐさま、税関申告書を提出して、個人出口へ。

いよいよ、第8回目ハワイのスタートです〜。